病気を持つ子どもと家族のために|通院の待ち時間を減らすには「調剤薬局」を活用してみよう!

病気を持つ小さな子どもの通院って毎回かなり大変ですよね。

わが家の場合は近所にある「小児科」では診てもらえないので、どうしても「小児外科」がある総合病院で診察を受けなければなりません。

家から病院までの少し距離があるのは仕方ないとして、ご存じの通り総合病院の待ち時間はハンパないです。

とくに休み明けの月曜日あたりは病院の駐車場に車を停めるだけでもひと苦労です。

 

病院の予約1時間前には採血などの事前検査を済ませないといけないし、予定の診察時間から1時間待ちなんて当たり前。

先日の通院では予約時間から3時間も過ぎて、やっと先生に診てもらいました。(今回は急患と病棟に入院している患者さんの対応があったのでやむを得ませんが…)

 

しかも診察の後、会計を済ませたら病院の薬局で薬をもらうのにまた待ち時間がかかります。

わが家の場合、最初は薬も少なく待ち時間も短かったのですが、徐々に薬が増えて現在漢方薬など7種類の薬が必要になったので、ここから1時間以上も待ちます。

これじゃ、子どもも家族もぐったり疲れてしまいます…

 

 

 

今さらだけど「調剤薬局」の利用を考えてみる

 

そんな中、病院ロビーでの長い待ち時間に見かけたのが「院外処方せん」のポスター。

その内容はこんな感じ・・・

 

当院は原則としてメリットの多い「院外処方せん」を推奨します。

 

当院では原則として、外来患者さんに「院外処方せん」を発行し、病院内の薬局ではなく、保険薬局(かかりつけ薬局)で薬をいただくことをお願いしております。

厚生労働省も基本政策で推進しており、ご理解・ご協力をお願いします

 

 

「あれ?今までこんなの貼ってあったっけ・・・」(←前から貼ってあったのかもしれませんが初めて気づきました)

ずいぶん前から、病院が「薬漬け」で利益をだす仕組みを防ぐため「医薬分業が始まった」と聞いたことはありますが、実際にお医者さんから「院外処方せん」の話は聞いて無いような気がします。

 

 

Vlynn / Pixabay

大人と違って何もない病院ロビーで1時間もじっと待つのは子どもにとっては拷問みたいなもんです。子どもがおとなしくしているキャパを確実に超えてしまいますよね。

しかもここは病院。インフルエンザやノロウイルスなどの病気を貰ってしまう可能性もあります。

 

「診察の待ち時間はしょうがないとしても、薬の待ち時間だけでもどうにかしたいな・・・」

 

そう考えて、もう一度ポスターに書いている内容の続きをじっくり見てみました。

ポスターの続き…

  • 病院での診療後の薬の待ち時間がなくなります。
  • 処方せんの有効期間は発行日を含めて4日もあります。
  • ご本人が行けない場合には、代理の方が処方せんを持参されることも可能です。
  • 保険薬局は、患者さんが自由に選定できます。

※ご自宅・職場の近くなど患者さんの希望にあった保険薬局のご相談は、当院の「院外処方せんカウンター」で対応します。患者さんにとって最適な薬局に当院からFAXを送ります。

 

なるほど…わが家にとって「良い事づくし」のような事ばかりに思えます。

 

一般的な「院外処方せん」の利用方法

 

さっそく「院外処方せんカウンター」に行くと「待ち時間なし」「4日の有効期間」「代理でもOK」「最適な薬局を自分でチョイス可能」などポスターどおりの内容説明を受けました。

 

つまり、このカウンターから薬のデータを「最適な薬局」に送信してくれるので「4日以内なら、希望する最適な薬局で、待たされることなく薬をもらえる」という理解で間違いないようです。

一般的に行われる「院外処方せん」はこんな流れで薬の待ち時間がゼロになりますが・・・

 

医療費の助成を受けている場合は役所での手続きが必要

 

「小児慢性特定疾病医療受給者証」などで医療費の助成を受けている場合は注意が必要です。

医療費の「自己負担上限月額」の適用をしてもらう為には、前もってお住いの都道府県や市区町村の窓口(保険福祉課・保健所)で申請が必要です。

 

かかりつけ薬局を決める前に必ず一度行って確認する

 

いきなり保健福祉課に行く前にすこし準備が必要です。

大事なことは「最適な調剤薬局」を見つけたら、面倒でも調剤薬局に持参してその薬局に行ってみましょう。

 

pasona_11_tp_v

 

薬剤師さんに確認するのは

  • 「お薬手帳」や「お薬のしおり」で必要な薬を見てもらい、この薬局で対応できるかどうか
  • 依頼してからどれくらいの時間で薬が準備できるのか
  • こちらの質問にしっかり対応をしてくれているか
  • 定休日・営業時間はどうなっているか

 

今後ずっと薬をもらいに行く薬局です。薬局の雰囲気や職員さんの対応も大事ですし、定休日や営業時間で後悔しないようしっかりチェックしましょう。

 

あと意外に役に立つのが、薬局の薬を入れる空袋を一つもらっておくこと。

市区町村の保健福祉課で手続きする時には薬局名と「店舗名」が必須です。

ひまわり薬局〇〇店など調剤薬局はチェーン店の場合が多く、よく似たような名前があるのでうろ覚えでは危険です。

でも薬局の袋に薬局名・店舗名・住所・電話番号などが記載されているので、保健福祉課の申請にそのまま持参すると便利でした。

 

保健所・保健福祉課での申請

 

boy-633014_1920

薬局のチェックが済んだらいよいよ役所で申請です。

保健所や保健所に行く前に、持参するものを確認しておきましょう。

 

  • 「小児慢性特定疾病医療受給者証」と「自己負担上限額管理票」のセット
  • 子ども(受診者=薬をもらう対象者)の個人番号がわかるもの(通知カードや個人番号カード)
  • 申請者(医療受給者証に書いてある保護者名)の個人番号がわかるもの
  • 印鑑(シャチハタはダメと言われました)
  • 「最適な薬局」でゲットした薬のカラ袋

 

念のため本人確認できるもの(免許証・保険証など)も持っていた方が良いです

 

市区町村の保健福祉課に行ったら、医療受給者証を見せて「院外処方せんの申請をしたい」といえば担当の窓口を案内してくれます。

ここでは「小児慢性特定疾病医療受給者証等記載事項変更届」という用紙を記入するだけ。

上記の持参するものを準備していれば、スムーズに書き込むことができます。

最後に印鑑を押したら申請手続きは完了ですが、「審査会」と言われる病院の先生が集まる会議で許可を待つことになります。(調剤薬局を追加するだけなので、通常はOKがでるそうです)

そして、この申請がOKになると「小児慢性特定疾病医療受給者証」が再度郵送されます。

新しい受給者証の指定医療機関の欄に「調剤薬局」の名前が追加されますので、これを持っていけば調剤薬局でも薬をもらうことが可能になります。

 

 次回の通院が近い人は注意が必要です。審査会の日以降でないと医療助成を受けて院外処方せんを利用することはできません。(審査会といっても特に何もする必要はありませんが、市区町村によって第三火曜日とか日にちは決まっているようです。)

 

 

 

まとめ

 

girl-1198233_1920

一般的に「院外処方せん」のデメリットとして病院と薬局を移動する手間がかかるので、患者さんや家族の負担増になるので賛否両論があると言われています。

しかし、小さな子どもを持つ家族や本人にとっては長い病院での滞在時間からが少しでも減るのはかなりのメリット。

また「院外処方せん」を申請しても、調剤薬局だけでなく元々通院している病院でも薬を受け取ることが出来るので選択肢がひろがることになります。

申請は少し面倒かもしれませんが、子どもと家族が少しでもラクになるのなら利用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

元銀行マンNari(なり)です。専業主夫になったひきこもりのナイスミドルです。「四十にして惑わず」のはずが、家族持ちで今だに人生を模索中です。戦国時代や歴史の考察がメインのブログ発信をやってます。

LINE@配信はじめました!
LINE@に登録

記事が面白かったらシェアしよう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です